ご挨拶

平成29年7月14日（金）と15日（土）の両日に、第23回SST全国経験交流ワークショップ in 金沢を石川県地場産業振興センター（金沢市）において開催することとなりました。このワークショップを主催するSST普及協会は、平成7年に設立され、平成26年に一般社団法人となりました。当協会は、SST（Social Skills Training：社会生活技能訓練）の普及や技能向上、研究活動の促進をめざして、毎年、経験交流ワークショップと学術集会という2大全国集会を開催しています。今回は北陸支部が運営を担当することとなり、実行委員会を組織して準備を進めております。

今回の経験交流ワークショップのテーマは、「つなげよう未来、広げよう社会〜北陸（ここ）からはじまる明日への一歩〜」としています。ワークショップにおける交流を通じて、わが国のSSTがさらに発展し、この社会で暮らすすべての人が、生活の質を高め、より希望の持てる未来へ向かうことのきっかけになれば、という実行委員一同の思いを込めたものです。

具体的なプログラムはこれから決定して参りますが、副会長講演、教育講演、多数の分科会、市民公開講座などの開催を予定しています。学術委員会のご支援をいただきながら、実行委員会が力を尽くして準備する所存ですので、ご期待いただきたいと思います。

北陸新幹線開業に伴い北陸への注目度も増しているところです。ぜひこの貴重な機会に、全国から多数のご参加をお待ちしております。勉強の合間には、北陸の山海の幸を堪能し、古都・金沢の雅にもふれていただきたいと思います。実行委員一同、SSTのベテランにも、またSSTにまだなじみのない初心者の方にも、有意義と感じていただけるワークショップにしたいと願っております。

第23回SST全国経験交流ワークショップ in金沢
大会長　鈴木 道雄（富山大学大学院 医学薬学研究部神経精神医学講座）
実行委員長　角田 雅彦（石川県こころの健康センター）